お悩みQ&A
なぜ食いしばるのでしょうか?
緩和する方法はありますか?
脳と呼吸と姿勢の問題が
重なって起こる全身の反応
食いしばり(噛みしめ)は、筋肉のクセではなく、脳と呼吸と姿勢の問題が重なって起こる全身の反応です。代表的な原因をわかりやすくまとめます。
主な原因
ストレス・緊張
感情や負荷が溜まると、身体は防御姿勢になります。その時、咬筋(噛む筋肉)に力が入りやすい。
- プレッシャー
- 我慢・不安
- 気が張る性格
- 集中時の力み
心の緊張が、顎の緊張に出る
自律神経の乱れ
交感神経(緊張モード)が優位になると筋肉が無意識に固まり、食いしばりが出やすいです。
- 睡眠不足
- スマホ・PC長時間
- カフェイン・アルコール
- 夜遅い生活
口呼吸・鼻づまり
口で呼吸すると、舌が下がり顎で喉を支える動きが出ます。
舌が落ちる
→ 気道確保のために顎が緊張
→ 食いしばり
⭐︎鼻炎・花粉症・副鼻腔炎の人は特に要注意。
不安定な舌の位置(低舌位)
舌が上顎についていないと、顎や顔の筋肉でバランスを取ろうとして力む。
- 舌が支え → 顎がリラックス
- 舌が落ちる → 顎が頑張る
姿勢・噛み合わせより“顎の位置”
猫背やうつむき姿勢
→ 舌が下がる
→ 顎が前に出て緊張
昔は“噛み合わせのせい”と言われましたが、今は姿勢と舌位が大きく関係していると言われています。
睡眠の乱れ
浅い睡眠や中途覚醒があると、筋肉のコントロールが乱れて噛みやすくなる。
まとめ
食いしばりは
ストレス × 呼吸 × 舌位 × 姿勢 × 睡眠
このバランスが崩れた時に出る“体のサイン”。
だから、マウスピースは歯を守る道具であって、根本原因を治すものではないのです。