お悩みQ&A
口内炎ができやすいのはなぜ?
よくある原因は免疫力の低下
風邪、疲労、ストレス、睡眠不足などで体の防御力が落ちると、口の中の粘膜が炎症を起こしやすくなります。対策としては充分な睡眠と規則正しい生活です。
ビタミン不足
特にビタミンB群、鉄、亜鉛が不足すると、粘膜の修復が遅くなり、口内炎ができやすくなります。対策としてビタミンB群・鉄・亜鉛を意識(卵、レバー、納豆、緑黄色野菜など)をとることが大切です。
物理的刺激・ケガ
頬や舌を噛む、硬い食べ物で擦れる、合わない入れ歯や矯正器具など。
対策としては、お口の中を潤す、優しい歯磨き粉とうがい。必要であれば、歯科医院の受診。
胃腸の不調・自律神経の乱れ
消化器トラブルや自律神経の乱れも口内トラブルとして現れやすいです。
対策としては、軽い運動、深呼吸。
今回は唾液と口呼吸の視点で細かくはなしていきます。
⚫︎唾液の視点
唾液には
- 抗菌作用
- 粘膜の修復
- 食べかすや細菌を流す清掃作用
があり、口内を守る「天然の保護膜」です。唾液が少ない=粘膜がむき出しになり、炎症・傷が治りにくい状態。そのため、ちょっとした刺激で口内炎ができやすくなります。
唾液が減る原因
- 口呼吸
- ストレス
- 交感神経優位(緊張・忙しさ)
- 加齢
- 薬の副作用
- 水分不足
⚫︎口呼吸の視点
口から吸う空気は乾燥していて、細菌やホコリもダイレクトに入ります。さらに、口を開けていると唾液が蒸発しやすくなります。
口呼吸の悪影響
- 口の乾燥
- 細菌増加
- 粘膜が弱くなる
- 唾液腺の働き低下
→ 口内炎ができやすく、治りにくい
予防のためのポイント
唾液を増やす生活
- こまめな水分補給(常温の水)
- よく噛む食事(根菜、海藻、きのこ)
- 唾液腺マッサージ
(耳下腺・顎下腺・舌下腺をやさしく指で押す) - リラックス時間をつくる(副交感神経アップ)
- 口を閉じて舌を上顎に置く
口呼吸を鼻呼吸に変える
- 鼻づまりのケア(温める、鼻うがい)
- 姿勢を整える(猫背→舌が下がる)
- 日中は「口角を軽く上げて唇を閉じる」
1日のケアをご紹介
朝
- ぬるま湯1杯の朝うがい
- 舌を上顎につけてお口の開閉運動
- 口を閉じて鼻呼吸
食事中
- しっかり噛む
- 急がず味わう
仕事中
- 時々深呼吸
- 唇を閉じる意識
夜
- ぬるめの入浴でリラックス
- 唾液腺マッサージ
口内炎ができやすい人は、乾燥した口内環境 + 呼吸の乱れが背景にあります。
⭐︎唾液は“お口の救世主”
⭐︎口呼吸は“乾燥と炎症のスイッチ”
この視点で、生活のリズムや呼吸を整えることが、再発防止のカギです。